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アーセナル、過去の“欧州得点王”放出を後悔。退団理由は「少し太っていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

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トッテナムのFWハリー・ケイン【写真:Getty Images】

 トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインには意外な過去があったようだ。

 現在イングランド・プレミアリーグで4位のトッテナムでプレーするケインは、今季は既にリーグ戦23ゴールを決め得点ランキング1位に。昨年は、年間ゴール数を「56」とし、FWリオネル・メッシやFWクリスティアーノ・ロナウドらを抑えて“欧州得点王”となった。

 そんな輝かしいキャリアを現在歩んでいるケインにも、うまくは行かない時期があったようだ。かつてアーセナルのユースアカデミーの監督を務めた元アイルランド代表のリアム・フレディ氏は、伊紙『コリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューで当時8歳だったケインをクラブ側が放出する決断をしていたことを明かした。

 「残念なことに、彼は少し太っていたんだ。運動をするような体格ではなくて。我々は間違っていたよ」

 先日行われたプレミアリーグ第27節のアーセナル戦では、ケインは自らが得点を決めライバルとのダービーに勝利している。以前には「僕はアーセナルと戦うたびに、誰が正しくて誰が間違っていたのかを試そうとしている」と語るなど、アーセナルに対して闘志を燃やしていた。

 現在では、古巣に対して犯した間違いの重大さを気づかせることに成功しているケインだが、これからも順調に選手として大きく成長していくことが期待される。

【了】

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