日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェのホセ・ボルダラス監督が、リーガエスパニョーラ第24節のセルタ戦を前に記者会見に臨んだ。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

　今季ヘタフェに加入した柴崎は、4節のバルセロナ戦で豪快ボレーを決めファンの心をつかむも、その試合で負傷。左足中足骨の骨折で15節のエイバル戦で復帰を果たすまで約3ヶ月にわたって戦線離脱を余儀なくされ、復帰から現在に至るまでも大きな結果を残すには至っていない。

　一方で、ボルダラス監督は明確な結果は出さずともチームの勝利に貢献している柴崎に大きな信頼を寄せている。

「彼が大きな活躍を果たすことを期待している。ガクがゴールを決めるのは重要なことだが、他の選手にもゴールを決め、チームを助けるよう言っている。彼はこれまでゴールを決めるチャンスはあったものの、それをものにはできなかった。今は恐らく最高の状態にないだろうが、我々は彼がそれを取り戻し、チームを助けてくれると信じている」

　前節のバルセロナ戦では、後ろから浮き球でもらったボールをうまく合わせることができず、ゴールへと結びつけることができなかったシーンもあった柴崎。これまでのように、組み立てやチャンスメイクの部分で違いを見せる一方で、今後はさらなる監督の期待に応えるべく、ゴールという明確な結果が求められていくだろう。

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