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バルサ、「ブラジルのイニエスタ」獲得へ。来年1月合流に向けて基本合意か

text by 編集部 photo by Getty Images

アルトゥール
グレミオのアルトゥール【写真:Getty Images】

 バルセロナは、ブラジルのグレミオに所属する21歳のブラジル人MFアルトゥールを獲得する可能性が高まっているようだ。ブラジル『UOL』が19日付で伝えた。

 グレミオで昨季のコパ・リベルタドーレス制覇などに貢献し、ブラジルA代表の招集歴もあるアルトゥールには、欧州の多くのビッグクラブが関心を示しているとみられる。バルサのほか、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、インテルなどが移籍先候補に挙げられていた。

 だが、そのアルトゥールの獲得に向けてバルサが基本合意に達したとされている。バルサのロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)が、グレミオおよび選手本人の代理人と月曜日に会談し、合意を取り付けたとのことだ。

 アルトゥールはもう1年グレミオに残った上で、2019年1月にバルサに合流することになるのではないかとみられている。火曜日から水曜日にかけて行われる最後の会談で、合流時期についても決定されるという。

 移籍金は3000万ユーロ(約39億7000万円)となることが見込まれている。さらに、バルサでの出場数などに応じたボーナスとして最大1000万ユーロ(約13億2000万円)が上乗せされるとのことだ。

 非常に正確なパスを誇り、「ブラジルのイニエスタ」とも呼ばれるアルトゥール。その“本家”アンドレス・イニエスタと同じくバルサでプレーすることになるのだろうか。

【了】

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