フットボールチャンネル

ウェールズの元問題児がVARに苦言「笑ってしまう。審判のミスも含めてサッカー」

text by 編集部 photo by Getty Images

20180301_var_getty
VARで中断する時間は滑稽?【写真:Getty Images】

 元ウェールズ代表のクレイグ・ベラミー氏は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入に賛成していないようだ。英メディア『スカイ・スポーツ』で語った。

 プレミアリーグでは使用されていないVARだが、FAカップでは今年からVARが導入されている。しかし、相次ぐトラブルでネガティブな声は少なくない。現地時間2月28日の試合でも問題が続いていたところだ。

 現役時代に問題児として知られていたベラミー氏は「笑ってしまうね」とコメント。「(VARが投入されている)ドイツとイタリアで試合を見たことがある。滑稽だったよ。だって、サポーターは何が起きているのかさっぱりなんだ。それに、選手は体を温めていなければいけない」と、問題点を語っている。

 さらに同氏は「審判だって人間だから、ミスをする。そして、その人間によるミスは、我々の試合の一部で素晴らしい。それは問題じゃないんだ」と自身の見解を述べた。

「もちろん、勝敗を左右するミスは良くないけど、それも試合の一部で自分としては大好きだ。オフサイドだと言って立ち上がる観衆も好きだよ」

 VARを導入する流れが広がってきているが、ベラミー氏は今も反対派のようだ。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top