マンチェスター・ユナイテッドに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、自身の去就に言及した。英紙『スカイ・スポーツ』が報じた。

　イブラヒモビッチは昨年4月に右膝を負傷しシーズン終了後にクラブを退団したが、後の復帰を見据えて昨夏には1年の再契約を果たし、同11月には予想よりも早い戦列復帰を果たしていた。

　しかし、昨年12月に負傷が再発して以降再び戦線離脱を強いられているイブラヒモビッチには、現在様々なクラブが獲得に興味を示している。その中でも、メジャーリーグサッカー（MLS）のロサンゼルス・ギャラクシーには本人も関心を寄せており、移籍の可能性も浮上している。

　「そんなに多くのスウェーデン人がMLSでプレーしているなんて知らなかった。それはアメリカでプレーすることは興味深いということを意味する。ロサンゼルスは大きな街で、僕は休暇中によく行ったことがあるし、リラックスできるところであることも分かっている」

　先日、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、イブラの去就について「みんなこれが最後のシーズンとなることをわかっている。彼は将来を決める権利を得た」と語るなど移籍を容認する姿勢を示していた。

一方でイブラヒモビッチ自身も「プレーしている時もしていない時も噂は立っている。でも悪くないね、なぜならそれは僕がまだやれるってことを意味しているから」と現役続行の意思を示している。

　これまで様々なクラブにタイトルをもたらし王様のように君臨してきたイブラヒモビッチだが、今季終了後にはユナイテッドを離れ新たな冒険を始めることになるのだろうか。

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