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元英代表DF、解説の仕事を「職務停止」。少女に対する唾吐き行為で長期処分

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェイミー・キャラガー
ジェイミー・キャラガー氏【写真:Getty Images】

 リバプールのレジェンドで元イングランド代表のジェイミー・キャラガー氏は、今季終了まで解説者の職から離れることになった。英メディア『BBC』などが伝えている。

 キャラガー氏は英『スカイ・スポーツ』で解説者を務めてきた。だが、同メディアは「今季終了までキャラガーを職務停止とする」ことを決定している。

 現地時間9日のプレミアリーグで、リバプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。キャラガー氏はこの試合で解説を務めたあと、車で帰路につくと、隣り合わせになった車との間でトラブルが起きた。

 試合を観戦に訪れていたユナイテッドファンの男性が、路上でキャラガー氏を見つけて何らかの声をかけたようだ。キャラガー氏は運転席のウインドウを開けて対応したが、その後、右隣を徐行する男性の車に向けて思い切りよく唾を吐きかけた様子が映像に捉えられている。

 男性の車は左側の助手席のウインドウを開けていたため、キャラガー氏の吐きかけた唾は、助手席に座っていた娘にかかってしまった。14歳の少女は、唾が顔にかかったとして泣き出したとされている。

 その後、キャラガー氏は謝罪。「完全に我を忘れてしまった。言い訳はできない」と自らに非があることを認めた。それでも、謝罪でレッドカードは取り消しにはならない。『スカイ・スポーツ』は今回の件を重く見て、今季中は解説を任せないことを決めている。

【了】

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