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インテルのエースが偉業。過去に2人しか達成していなかった記録とは…

text by 編集部 photo by Getty Images

マウロ・イカルディ
インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】

 インテルのFWマウロ・イカルディは、現地時間18日に行われたセリエA第29節のサンプドリア戦で1試合4得点を記録した。イタリア『グエリン・スポルティーボ』によれば、セリエAで1試合4得点を通算2回記録した選手はわずか3人目だという。

 イカルディはサンプドリアに所属していた2013年1月にも、ペスカーラ戦で4ゴールを記録したことがあった。今回は古巣サンプ相手に4ゴールを叩き込み、チームを5-0の大勝に導いた。

 一人の選手が1試合で3得点を決めるハットトリックはさほど珍しいわけではないが、4得点を決める例となると一気にその数は少なくなる。それでもセリエAでは、平均して1シーズン1回程度のペースで達成されている。今季は1月にラツィオのFWチーロ・インモービレ、昨季はナポリのFWドリース・メルテンスとラツィオのMFマルコ・パローロが4点を決めたことがあった。

 しかし、その偉業をキャリアの中で複数回達成した選手はイカルディでわずか3人目。過去にはロベルト・ボニンセーニャ氏とアルベルト・ジラルディーノの2人しか成し遂げていなかった。

 1960年代から70年代にかけて活躍したボニンセーニャ氏は、インテルでプレーしていた1973年のフォッジャ戦と翌年のカリアリ戦で4得点。ジラルディーノはパルマに所属していた2004年のウディネーゼ戦と翌年のリボルノ戦で4点を決めた。

【了】

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