ローマでスポーツ・デイレクター（SD）を務めるラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏、通称モンチがチャンピオンズリーグ（CL）で対戦するバルセロナについて語った。スペインメディア『Cadena Cope』が伝えた。

　ローマはCL準々決勝でバルセロナとの対戦が決定したが、同クラブのSDを務めるモンチ氏は「有利なのはバルセロナだ」と語ったうえで、決して倒せない相手ではないことを主張している。

　「有利なのはバルサだけど、でもだからといってもう勝負が決まったってわけではない。何パーセントの確率があるかはわからないけど、ベスト8に入ったことで夢を見ることはできるんだ」

　選手獲得に関して巧みな腕を持つモンチ氏は、かつて所属したセビージャでは敏腕SDとして名が知れられていた。過去には、同氏が獲得した選手の多くがバルセロナに移籍を果たしている。

　「バルサがセビージャから選手を取り入れるのは当然のこと。なぜなら既に高いレベルにあるからね。僕は、バルセロナはセビージャから獲得した選手の誰一人に対しても後悔はしていないと思うよ」

　また、FWリオネル・メッシ以外で「誰を獲得したいか」という質問を受けると、モンチ氏はかつてセビージャで主将も務めたある選手の名前を挙げた。

　「バルサはどんなスポーツディレクターでも欲しがるような選手を多く抱えている。イヴァン・ラキティッチは本当に高いレベルでシーズンを送っているね」

　SDという立場からチームの変革を行おうとしているモンチ氏のローマは、今季圧倒的な強さを見せているバルセロナに対してどのような試合を演じるのだろうか。

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