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イブラ、米国デビュー戦で鮮烈35m弾。「走ると疲れるからシュートした」

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチ
ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

 MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに加入した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、デビュー戦で2ゴールを挙げる鮮烈な活躍を見せた。

 マンチェスター・ユナイテッドからギャラクシーに移籍したイブラヒモビッチは現地時間3月31日に行われたロサンゼルスFCとのダービーマッチで初のベンチ入り。1-3のビハインドで迎えた71分に投入されてデビューを飾った。

 その直後にチームが1点差に詰め寄るゴールを決めたあと、77分にはイブラが鮮やかな同点ゴールを記録。浮き玉の縦パスにダイレクトで合わせ、約35メートルからの強烈なシュートをGKの頭上越しにネットに突き刺した。さらに終了間際にも左からのクロスにイブラがヘディングで合わせ、4-3の逆転ゴール。あまりにも劇的なデビュー戦となった。

 早くもアメリカでその実力を見せつけたイブラだが、ユナイテッドで出場機会を得られていなかったこともあり、コンディションは万全ではなかったという。「20分間だったが、40試合を戦ったかのようだった。時差もあったし、長い間プレーしていなかった影響もあった」と試合後にコメントしている。

「最初にスプリントをした時、すぐに息が切れ始めた。だから2本目のパスが来た時にはボールを持って走るのではなくシュートを打とうと思ったんだ」と、自身の1点目の場面でシュートを選んだ理由について説明した。

【了】

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