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元レアルの“世界的GK”、来季はリバプール移籍か。クロップ監督が能力を高く評価

text by 編集部 photo by Getty Images

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ポルトのイケル・カシージャス【写真:Getty Images】

 リバプールは元スペイン代表のGKイケル・カシージャスの獲得を検討しているようだ。英紙『ミラー』が報じている。

 リバプールのゴールマウスは現在ドイツ人のロリス・カリウスとベルギー人のシモン・ミニョレが守っている。しかしユルゲン・クロップ監督は両GKのパフォーマンスに納得しておらず来季に向けて正GKを探しているようだ。

 1番手に挙がっているのはローマに所属するブラジル代表のGKアリソンのようだ。しかし同GKにはレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドが興味を示しているほか、7000万ユーロ(約91億円)という高額な移籍金が必要な事から獲得には消極的と見られている。

 そこで候補に挙がっているのはポルトに所属する36歳のカシージャスである。全盛期のパフォーマンスは望めないもののクロップ監督はその能力を高く評価しているようだ。また今季終了にはポルトとの契約も切れフリーでの獲得となる点も大きいようだ。

 カシージャスはレアル・マドリー時代には700試合に以上に出場しリーグ優勝5回、チャンピオンズリーグ(CL)も3度制している。またスペイン代表として167試合に出場し2010年の南アフリカワールドカップでは優勝を経験しているGKだ。

 リバプールの総失点は35点でこれは上位5チームではワーストの数字だ。守備に不安を抱えるチームに多くの修羅場をくぐってきたカシージャスが加わるとなると来季こそはプレミア制覇も夢ではなくなるかもしれない。

【了】

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