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「マンUやチェルシーが反対した」。マンCペップはビデオ判定導入に賛成

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼップ・グアルディオラ
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入を歓迎する姿勢を見せ、プレミアリーグでの導入が見送られたのは他クラブの反対によるものだと主張している。14日付の英紙『ミラー』などが伝えた。

 正式にサッカーのルールに組み込まれることが決定したVAR[は、イタリア・セリエAやドイツ・ブンデスリーガではすでに導入済み。リーガエスパニョーラやフランス・リーグアンでも来季からの導入が決まっており、ロシア・ワールドカップでも使用される。

 だが、プレミアリーグは導入に慎重な姿勢を見せている。現地時間13日にプレミアリーグ全クラブがロンドンで会議を行い、2018/19シーズンも同リーグではVARを使用しないことが投票により決まったと発表された。

 グアルディオラ監督はこの決定について、「マンチェスター・シティは(導入に)同意したと思う。だが他のトップチーム、ユナイテッドやチェルシーは望まなかった」とクラブ間の意見の食い違いについて語った。

 それでも、遅かれ早かれイングランドでもVARは導入されることになるとグアルディオラ監督は考えている。「審判を助けなければならない。今のサッカーはより速くなっている。たとえば現状では、マドリードでのPKがPKだったのかどうかは分からない」と、大きな論争を引き起こした先日のレアル・マドリー対ユベントス戦での判定を引き合いに出した。

【了】

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