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メッシらに2得点リード。終盤にかけて激しさ増す「欧州得点王」争いの首位は?

text by 編集部 photo by Getty Images

モハメド・サラー
ゴールを決めたモハメド・サラー【写真:Getty Images】

【WBA 2-2 リバプール プレミアリーグ第35節】

 現地時間21日にプレミアリーグ第35節の試合が行われ、リバプールはウェスト・ブロムウィッチ(WBA)と対戦し2-2の引き分けに終わった。この試合で1得点決めたリバプール所属のモハメド・サラーが欧州得点王(ゴールデンシュー)争いで首位を維持している。

 試合開始して4分、ゴール前でジョルジニオ・ワイナルドゥムが落としたボールをダニー・イングスが押し込みリバプールに先制点が入る。続く72分には、アレックス・オックスレイド・チェンバレンからパスを受けたサラーが冷静にシュートを放ち追加点を決めた。しかし、79分と88分に失点し、逃げ切りに失敗したリバプールは2-2の引き分けに終わっている。

 今節の1得点はサラーにとって今季リーグ戦31得点目になった。クリスティアーノ・ロナウドやルイス・スアレス、アラン・シアラー氏が持つ38試合制におけるプレミアリーグのシーズン最多得点記録に並んだことになる。

 また、欧州得点王争いにおいては今回リーグ戦がなかったバルセロナ所属のリオネル・メッシに2点差をつける状況となった。一方でラツィオ所属のチーロ・インモービレはサンプドリア戦で2ゴール決め、通算得点数を29に増やし2位タイに浮上している。

 ゴールデンシューでは各リーグのランキングに応じて得点数に一定の係数がかけられ、それにより算出されるポイント数を争う。欧州5大リーグの係数は「2.0倍」で、ポルトガルリーグは係数「1.5倍」だ。そのため、33得点を記録しているベンフィカ所属のジョナスは49.5ポイントとなる。現時点の欧州リーグ全体の得点ランキングは以下の通り。

【欧州リーグ全体の得点ランキング】
1位 (リバプール)モハメド・サラー、31得点(62ポイント)
2位 (バルセロナ)リオネル・メッシ、29得点(58ポイント)
2位 (ラツィオ)チーロ・インモービレ、29得点(58ポイント)
4位 (バイエルン・ミュンヘン)ロベルト・レバンドフスキ、28得点(56ポイント)
5位 (トッテナム)ハリー・ケイン、26得点(52ポイント)
5位 (インテル)マウロ・イカルディ、26得点(52ポイント)
7位 (パリ・サンジェルマン)エディンソン・カバーニ、25得点(50ポイント)
8位 (ベンフィカ)ジョナス、33得点(49.5ポイント)
9位 (レアル・マドリー)クリスティアーノ・ロナウド、24得点(48ポイント)
10位 (バルセロナ)ルイス・スアレス、23得点(46ポイント)

【了】

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