ベルギー1部のヘントでプレーする日本代表FW久保裕也は、今季限りで他クラブへ移籍する可能性があるのかもしれない。ベルギー『HLN』が24日付で伝えた。

　久保は昨年1月にスイスのヤング・ボーイズからヘントに加入し、半年で11ゴールを記録する活躍により大きなインパクトを与えた。今季は得点数が減少しているとはいえ、チーム2位の9ゴールを記録している。

　だが『HLN』は、日本の関係者からの情報として、2020年まで契約を残す久保が今季限りで移籍する可能性があると伝えている。「サヨナラ久保？」との記事タイトルで、日本人FWの置かれた状況について述べた。

　移籍の可能性があるとされる一因は、ヘントの監督が戦い方を変えたことにあるという。久保はトップ下の位置で起用されていたが、監督は「3人のMFが守備も攻撃もする」システムに変更。22日のシャルルロワ戦では、久保はそのシステムの中で守備にも奮闘していたが、「そういうタイプの選手ではない」とされている。

「ヘントの監督にとって今後も久保が重要な選手であるのかどうか、シーズン後に確認する必要がある。一緒に続けていくことが両者にとって良いのかどうかを検討しなければならない」と、移籍の可能性を示唆する関係者のコメントが伝えられている。

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