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要塞陥落…。ストークの2部降格が決定、今季プレミア降格第1号

text by 編集部 photo by Getty Images

ピーター・クラウチ
ストークのFWピーター・クラウチ【写真:Getty Images】

 現地時間5日に行われたプレミアリーグ第37節でストーク・シティはクリスタル・パレスをホームに迎え、1-2で敗れた。この結果、ストークの2部降格が決定している。

 前節終了時点で19位だったストークは、43分にジェルダン・シャキリのゴールで先制するが、後半に入ると好調のクリスタル・パレスに逆転を許して1-2で敗れた。

 一方で最下位だったウェスト・ブロムウィッチは、後半アディショナルタイムにジェイク・リバモアがゴールを奪って、トッテナムに1-0で勝利。ここ5試合で3勝2分けと粘りを見せて19位に浮上している。

 残留争いのほかの試合では、スウォンジー・シティがボーンマスに0-1で敗れた。サウサンプトンはエバートンと1-1で引き分けてスウォンジーに勝ち点で並んでいる。

 この結果、ストークの2部降格が決定した。17位サウサンプトンと18位スウォンジーとの勝ち点差は「3」だが、この2チームは次節直接対決を予定しているため、どちらかが勝ち点を獲得することは確かで、ストークが残留圏に浮上することは不可能になっている。

 ストークは2007/08シーズンに2部で2位となって23年ぶりに1部昇格を果たすと、プレミアリーグで躍進。本拠地ブリタニア(現bet365スタジアム)での強さは「要塞」と対戦相手に恐れられた。だが、今季は得意のホームでも5勝5分け9敗と勝ち点を稼げず、2部降格が決まっている。

【了】

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