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元バルサのプジョール氏に「ワン・クラブ・マン賞」授与。クラブへの忠誠心称える

text by 編集部 photo by Getty Images

カルレス・プジョール
元バルセロナのカルレス・プジョール氏【写真:Getty Images】

 バルセロナ一筋でプレーした元スペイン代表DFのカルレス・プジョール氏に、アスレティック・ビルバオの主催する「ワン・クラブ・マン」賞が授与された。スペイン『エル・コンフィデンシアル』などが伝えている。

 地元であるバスク出身の選手以外はチームに加えないという方針を貫くクラブとして知られるビルバオのホス・ウルティア会長は、4年前にこの賞を創設。現代サッカーでは珍しくなった、一つのクラブに「忠誠」を尽くす選手の姿勢を称えている。

 過去3年間はマット・ル・ティシェ氏(サウサンプトン)、パオロ・マルディーニ氏(ミラン)、ゼップ・マイヤー氏(バイエルン・ミュンヘン)の3人がこの賞を受賞。プジョール氏で4人目の受賞者となった。

「受賞を誇らしく思う。ビルバオはひとつのチームへの忠誠心を本当に価値あるものとみなすクラブだ。現代では見つけることが難しくなっているものを評価する賞であり、だからこそ特に満足している」とプジョール氏は『beINスポーツ』にコメントしている。

 バルサの下部組織から1999年にトップチームにデビューしたプジョール氏は、2014年に現役を引退するまでバルサのみでプレーした。クラブ歴代4位の公式戦通算593試合に出場している。

【了】

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