どうなるトッテナム。CL出場権に翻弄される古豪、負の歴史を清算できるか【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

トッテナム・ホットスパーが今季終了を前に大きな分岐点の前に立たされている。来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるか、あるいは逃すか。それによってクラブの未来すらも左右されかねない。失速気味の中、これまで積み上げてきた負の歴史を拭い去る結果を残せるのだろうか。(文:粕谷秀樹)

2018年05月09日(Wed)12時03分配信

シリーズ:粕谷秀樹のプレミア一刀両断
text by 粕谷秀樹 photo Getty Images
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トッテナムに何が? シーズン終盤に急失速

トッテナム
トッテナムが終盤戦で苦しんでいる。CL出場権獲得は来季以降も強さを維持するための絶対条件だが…【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第34節のマンチェスター・シティ戦に1-3で敗れた後、トッテナム・ホットスパーは3試合で1勝1分1敗。残留争いをしてるブライトン&ホープ・アルビオンに引き分けたり、降格濃厚のウェストブロミッチ・アルビオンに敗れたり、明らかにペースダウンしている。

 この間、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を争っているチェルシーは4連勝。32節の直接対決でスパーズが勝利を収めた際の8ポイント差は、残り2試合でわずか2ポイントに縮小している。

 ノースロンドンの古豪に、何が起きたのだろうか。

 いや、いまに始まったことではない。昨季のプレミアリーグ第36節、ウェストハム・ユナイテッドに敗れ、優勝争いから後退した。一昨季は最後の4試合で2分2敗。レスター・シティにタイトルを譲った。最終盤の失態は3シーズン連続で、不名誉な決まりごとになりつつある。

「スパーズの監督になって4シーズン目を迎えるが、間違いなくレベルアップしている。しかし、勝者の哲学を植えつけるまでには、まだまだ時間が必要なのかもしれない」

 FAカップ準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れた後、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は悔しそうに語っていた。

 彼の言葉を借りるまでもなく、スパーズは間違いなくレベルアップしている。CLのグループステージでレアル・マドリーを破り、ラウンド16でもユベントスをあと一歩のところまで追いつめた。また、プレミアリーグのデータ(直近3シーズン)でも成長の跡がうかがい知れる

【14/15】5位/得点58・失点53
【15/16】3位/得点69・失点35
【16/17】2位/得点86・失点25

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