現地時間13日に行われたセリエA第37節の試合でローマと引き分けたことにより、ユベントスの今季優勝が決定した。リーグ連覇の国内記録をさらに更新し、前人未到の7連覇を達成している。

　残り2試合で2位ナポリに6ポイント差をつけ、得失点差でも大幅リード。優勝を事実上確定させていたユーベだが、ローマ戦で勝ち点1を加えたことで数字的にも優勝が決定した。

　7シーズン連続のリーグ優勝は、欧州のいわゆる5大リーグではタイ記録となる。過去にはフランス・リーグアンでリヨンが2002年から2008年まで7連覇を達成したことがあるのが唯一の例だ。

　ドイツのブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘンが現在最長記録の6連覇を更新中。リーガエスパニョーラではレアル・マドリーが2度の5連覇を達成している。イングランドのプレミアリーグでは最長でも3連覇までしか例がない。

　欧州の他国では、それ以上の連覇記録も存在している。欧州サッカー連盟（UEFA）によれば、ジブラルタルのリンカーン（2003～16年）とラトビアのスコント（1991～2004年）による「14連覇」というのが最長記録だ。

　一方、1部リーグ連覇の世界記録を保持しているとされるのはオセアニアのバヌアツのタフェアFC。1994年から2009年までに15連覇を達成している。

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