レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、来季もマドリーに残留する条件として、100億円以上という巨額の年俸を要求しているという。1日付スペイン紙『エル・コンフィデンシアル』が伝えた。

　マドリーのエースとして君臨し、最近5年間で4度目となるチャンピオンズリーグ（CL）制覇にも大きく貢献したC・ロナウド。だが、5月26日に行われたそのCL決勝のリバプール戦後に発した言葉が大きな驚きを引き起こした。

　試合直後には「マドリーにいられたのはすごく素晴らしいことだった」と過去形で発言。さらにその後、来季もマドリーでプレーするかどうかは「保証できない」と述べ、この夏に移籍する可能性があることを認めていた。

　しかし、マドリーとの間では残留に向けた交渉もすでに開始されているという。来季以降もマドリーでプレーする条件として、C・ロナウド側は税込み8000万ユーロ（約102億円）という巨額年俸での新契約を要求していると報じられている。手取りでは5000万ユーロ（約65億円）ほどになるという。

　バルセロナのリオネル・メッシとともに世界最高の選手の一人と言われるC・ロナウドだが、現在の年俸はそのメッシやパリ・サンジェルマン（PSG）のFWネイマールらを大きく下回っていることがたびたび話題となる。メッシらを上回り「年俸世界一」となることをC・ロナウドは望んでいるようだ。

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