ウサイン・ボルト氏【写真:Getty Images】
元陸上金メダリストで“人類最速の男”と呼ばれた31歳のウサイン・ボルト氏が、ついにサッカー選手として実戦デビューを果たした。5日にイタリアの『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、ノルウェー1部のストレームスゴトセトIFに練習参加しているボルト氏が背番号「9.58」をつけて、U-19ノルウェー代表との練習試合に出場したとのこと。2009年に行われた世界陸上の100m走で世界新記録となる「9.58秒」を叩き出したことが、この背番号の由来となっている。
公開されている動画には華麗なパスワークを披露する場面も。ただ、ボルト氏は得点を決めることが出来ず、チームは0-1の敗戦を喫した。これまでドルトムントに練習参加するなど様々なチームで経験を積んでいたが、本格的な実戦形式で試合に参加したのは今回が初めて。今月10日にはチャリティーマッチ「サッカーエイド」への参加が予定されている。
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