ユベントスは2年前にマンチェスター・ユナイテッドに売却したフランス代表MFポール・ポグバの「再獲得」を検討しており、その資金を得るため主力選手数人を放出する可能性もあるという。英紙『ミラー』が29日付で伝えた。

　2012年にユナイテッドからユーベへ移籍したポグバは、イタリアで世界屈指のMFという評価を受けるまでに成長。2016年夏には当時のサッカー界史上最高額となる移籍金8900万ポンド（約130億円）で4年ぶりにユナイテッドに復帰することになった。

　この夏にはフランス代表としてワールドカップ制覇にも大きく貢献したポグバ。だがユナイテッドでは本来の実力を十分に発揮しきれていないとも評され、ジョゼ・モウリーニョ監督との関係が思わしくないこともあり、この夏にユナイテッドを去る可能性もあると噂されている。

　ユーベはポグバの再獲得を検討し、すでにポグバの代理人であるミーノ・ライオラ氏に関心を伝えているという。その資金を捻出するため、MFミラレム・ピャニッチ、FWゴンサロ・イグアイン、DFダニエレ・ルガーニ、DFマッティア・カルダーラの4人を売却する可能性もあるとみられている。

　リーグ7連覇中と国内で圧倒的な強さを見せているユーベは、この夏にはすでにレアル・マドリーからFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得している。さらにポグバもチームに加える可能性があるのだろうか。

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