レアル・マドリーに加入したヴィニシウス・ジュニオール【写真：Getty Images】
レアル・マドリーは、プレシーズン最初の試合となるマンチェスター・ユナイテッド戦に新3トップ「BBV」で臨むことが見込まれている。スペイン紙『アス』が30日付で伝えた。
FWガレス・ベイルが2013年にマドリーに加入して以来、クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマとの3人で構成する3トップはチームに大きな成功をもたらしてきた。頭文字を取って「BBC」と呼ばれた3トップがともにプレーした5年間で、マドリーは4回のチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げている。
だが、ついにその3トップが解散する時がやってきた。ベイルやベンゼマの移籍もたびたび噂されていたが、C・ロナウドがこの夏にユベントスへ移籍するという形で「BBC」時代は終焉を迎えた。
「BBC」に代わる新たな3トップは、「BBV」になるかもしれない。この夏に新たに加入した18歳のブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールがC・ロナウドの後継者を務める形だ。
ユナイテッドは現地時間31日に行われるインターナショナルチャンピオンズカップの試合でユナイテッドと対戦する。フレン・ロペテギ監督はこの試合に向けた練習の中でベンゼマ、ベイル、ヴィニシウスの「BBV」をレギュラー組でテストしており、実戦でも起用が見込まれている。
ヴィニシウスは16歳だった昨年5月の時点で、4500万ユーロ（約58億円）と言われる高額移籍金でマドリー移籍が内定した逸材。「ネイマール2世」とも呼ばれるブラジルの新星は欧州王者の新たなスターとなれるだろうか。
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