ベルギー1部のアンデルレヒトから他クラブへ移籍する可能性があるとみられていたMF森岡亮太だが、監督は同選手の残留を示唆している。ベルギー『フットボールクラント』が3日付で伝えた。

　今年1月にベルギー最大の名門クラブであるアンデルレヒトに加入し、背番号「10」を与えられた森岡だが、今季はプレシーズンから出場機会を得られず。先週末に行われたリーグ開幕戦ではベンチからも外れ、ハイン・ヴァンハーゼブルック監督の構想から外れた状態だとみなされていた。

　しかし同監督は、3日の会見で森岡の残留の可能性を示唆した。「私は今でも彼のことを頼りにしている」とコメントしている。

「（森岡は）フィジカルの調整が遅れた状態で戻ってきたが、彼と話をした。学ぶべきことを理解してくれたと思う。彼は失敗を犯したことに気がついた」と指揮官は述べ、森岡との間に生じていた問題が解決されたことをうかがわせている。

　アンデルレヒトは現地時間5日に行われるリーグ第2節の試合でオーステンデと対戦する。森岡に今季初出場のチャンスはあるのだろうか。

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