ベルギー1部リーグ第5節の試合が現地時間26日に行われ、クラブ・ブルージュがアンデルレヒトに2-1の勝利を収めた。アンデルレヒトのMF森岡亮太はこの試合でベンチ外だった。

　今季開幕からなかなか出場機会を得られず、前節ムスクロン戦の交代出場でようやくピッチに立った森岡。依然として移籍の噂も消えない中、昨季王者との大一番ではベンチに入ることもできなかった。

　だがハイン・ヴァンハーゼブルック監督によれば、この日の欠場は負傷によるものだという。「森岡は練習中に膝を痛めた。プレーするには痛みが強すぎた」とベルギー『voetbalkrant』は指揮官のコメントを伝えている。

　欠場自体は負傷によるものだとしても、移籍の可能性はまだ残っているとみられる。「森岡は依然として放出が噂され、良いオファーがあれば出ていくかもしれない。ヴァンハーゼブルックのシステムに“10番”の居場所はない」との見方も述べられている。

　なお、開幕4連勝だったアンデルレヒトはこの試合で初黒星。ヘンクおよびクラブ・ブルージュに抜かれて首位から3位に後退している。

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