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飲酒運転で逮捕のトッテナムGKが主将を継続。信頼を強調する指揮官

text by 編集部 photo by Getty Images

ウーゴ・ロリス
キャプテン継続のウーゴ・ロリス【写真:Getty Images】

 トッテナムのGKウーゴ・ロリスは、現地時間27日に行われたプレミアリーグ第3節マンチェスター・ユナイテッド戦で主将を務めた。マウリシオ・ポチェッティーノ監督がその理由を語っている。英『デイリー・メール』などが伝えた。

 フランス代表として出場した今夏のロシアワールドカップで優勝したロリスは先週、飲酒運転で捕まった。この影響でクラブから何らかの処分があるとみられていたが、27日のユナイテッド戦では引き続きキャプテンマークを巻いている。

 ポチェッティーノ監督は、「彼は起こしたことをとても後悔しているようにみえる。彼自身がまずは痛みを感じている。ただ、教訓とすべきだ。もちろん彼自身にとっての大きな教訓であり、誰もが深刻な状況になり得るということの大きな教訓だろう」と述べた。

 さらに指揮官は、「何も起きなかったことは幸運だ。もっとひどいことになっていたかもしれない」と飲酒運転の危険性を強調した上で「彼はクレバーだ。自分のとっての教訓だと話した。まず、ファンに謝罪して、もちろんクラブにもそうした。ただ、起きたこと全てが彼にとっての処罰だった」としている。

 そして、選手への信頼を語った。

「我々は動かなければいけなかった。彼を助け、もちろん彼はプレーできるコンディションだった。それが彼がキャプテンマークを巻いた理由だ。彼はスタメンであり続けようとしている。我々は彼を信頼しているよ」。

【了】

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