イタリア・セリエA第3節の試合が現地時間1日に行われ、ユベントスがパルマにアウェイで2-1の勝利を収めた。ユーベは開幕3連勝と順調だが、注目のFWクリスティアーノ・ロナウドには今節もゴールが生まれなかった。

　9年間在籍したレアル・マドリーを去り、今夏からユーベに加入したC・ロナウド。スペインと同様にイタリアでもゴールを量産することが期待されていたが、3試合にフル出場していまだ得点はない。

　昨季のマドリーでもリーガエスパニョーラ第3節を終えた時点では無得点だったC・ロナウドだが、第4節まで出場停止だったためプレーすらしていなかった。開幕からリーグ戦3試合全てに出場して1点も取れていないのは、マンチェスター・ユナイテッド加入1年目の2003/04シーズン以来実に15年ぶりのことだ。

　ユナイテッド加入当初は現在ほどの点取り屋ではなかったC・ロナウドは、第11節でようやくプレミアリーグ初ゴールを記録した。ユナイテッドでのその後の5年間では、開幕から3試合全てに出場したシーズン自体が2006/07シーズンのみだったが、その年は開幕戦でゴールを決めている。

　マドリーでは出場停止の昨季を除けば、毎年遅くとも第3節までに必ずリーグ戦初ゴールを記録してきた。ただし2010/11シーズンの第3節レアル・ソシエダ戦での得点は、リーガ得点王の「ピチーチ賞」を主催する『マルカ』紙によればC・ロナウドの得点だったとされたが、リーグの公式記録ではDFぺぺの得点とされている。後者の場合、C・ロナウドはこのシーズンも開幕から3試合に出場して無得点だったということになる。

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