ユベントスに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドの長男であるクリスティアーノ・ロナウド・ジュニオールくんは、偉大な父親を越えることを目標に掲げているという。C・ロナウドが『beINスポーツ』のインタビューに語った。

　クリスティアーノ・ジュニオールくんは2010年生まれ。マドリードに住んでいた頃から少年チームでプレーし、早くも非凡な力を見せていることが話題となっていた。父親がレアル・マドリーからユーベへ移籍したことで、長男もユーベ下部組織に入団している。

「息子のクリスが父親のようになってくれることを願っている」とC・ロナウドはコメント。「僕以上になると言っているよ。難しいとは思うけどね」と続けた。

　C・ロナウドは昨季まで在籍したマドリーやポルトガル代表で長年にわたって絶対的エースとして活躍し、数々の記録を更新。歴代でも屈指の選手と評されており、確かにそう簡単に越えられる存在ではないだろう。

　しかし、C・ロナウドがユーベでのデビューから3試合無得点と苦戦する一方で、長男はユーベでのデビュー戦で4ゴールを決める活躍を見せた。父親も先週末のサッスオーロ戦で2点を奪い、ようやく沈黙を破ることに成功している。

「ゴールを決められたのはすごく嬉しい。息子のためにもね。息子もユベントスでプレーして、本当に順調に馴染んでいる。僕より息子の方が（適応するのが）簡単だったよ」とC・ロナウドは語った。

【了】