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バルサ対ジローナの米国開催、見送りの可能性も? 各協会の承認取得が難題か

text by 編集部 photo by Getty Images

リーガエスパニョーラ
バルセロナ対ジローナの試合は米国で開催予定【写真:Getty Images】

 リレベント・スポーツのチャーリー・スティティターノ会長が、必ずしもアメリカでバルセロナ対ジローナの試合が開催されるわけではないと明言した。4日に英メディア『BBC』が報じている。

 ラ・リーガとリレベント・スポーツが協力し、「ラ・リーガ・ノース・アメリカ」という新組織を設立。15年間の契約を結び、その一環としてリーガエスパニョーラの試合をアメリカで開催する運びとなった。これに対し、当事者である選手たちは猛反対。スペインサッカー選手協会(AFE)の下で各クラブのキャプテンが集まって会談を実施し、ストライキを行う可能性があることを表明した。

 そんな中、来年1月27日に行われる第21節のジローナ対バルセロナの試合が欧州初の他国開催としてアメリカで実施する案が浮上。ラ・リーガのハビエル・テバス会長も試合開催に前向きで、スペインサッカー連盟(RFEF)にアメリカでの試合開催承認を要求している。

 だが、まだ決定事項という段階ではないようだ。リレベントのスティティターノ会長は「我々は全ての適切な権限を取得しなければならないため、それが実際に実現できるかはわからない」とコメント。FIFAや北中米カリブ海サッカー連盟、アメリカ合衆国サッカー連盟の承認も必要となるため、まずは今後2週間以内にスペインサッカー連盟から承認を得る必要があると説明している。

【了】

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