ロシアワールドカップ準優勝のクロアチアが現在開催されているUEFAネーションズリーグのLeagueA Group4で現在1分1敗の最下位に立たされている。さらに、ロシアワールドカップ・グループリーグでは失点がわずかに1だった守備はスペインに6点を取られ、2試合で無得点6失点とワールドカップ準優勝国が影を潜めている。

　クロアチアは2015年6月に行われたユーロ2016予選のイタリア戦で、何者かがナチスのシンボルハーゲンクロイツ（鉤十字）をピッチ上に描いたとして、UEFAから2試合の無観客試合を命じられていた。そして現地時間13日に行われたイングランドとの試合でサポーターの後押しがなく、スコアレスドローに終わった。

　さらに現地時間の16日に行われた世界ランク110位の格下ヨルダンとの親善試合でUEFAネーションズリーグに出場したMFモドリッチやラキティッチら主力を温存したが、2-1と苦戦。ワールドカップ準優勝を果たした粘り強いあのクロアチアは帰ってくるのだろうか。

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