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バルサのレジェンドも絶賛。セビージャ戦でビッグセーブ連発の独代表GKに「ダンケ」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】

 バルセロナに所属するドイツ代表のGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが好セーブ連発でチームを勝利に導いた。

 現地時間20日、リーガエスパニョーラ第9節でバルセロナはセビージャと対戦し、ホームで4-2の勝利を収めた。この試合でテア・シュテーゲンは2つのビッグセーブを見せた。

 まずはバルセロナが2-0でリードして迎えた61分、アンドレ・シルバのヘディングシュートを右手一本で触り弾いたテア・シュテーゲンはこぼれたボールをフランコ・バスケスが詰めるも素早く立ち左足でブロックした。また3-1の状況で迎えた86分にはゴール正面でフリーのパブロ・サラビアの強烈なシュートを弾くと再び素早く立ち上がりベン・イェデルが詰めるも身を挺してゴールを阻止した。

 試合の行方を左右する決定的なプレーを見せたテア・シュテーゲンに対し元バルセロナのカルレス・プジョール氏は自らのツイッターで「ダンケ(ドイツ語でありがとうの意味)」と26歳の守護神の活躍を称えた。

 今回の活躍はドイツ代表の正GK争いにも影響を与えるだろうか。これまでドイツのゴールマウスはバイエルン・ミュンヘンに所属するマヌエル・ノイアーが守ってきたが、ここ数試合はかつてのようなパフォーマンスを見せる事が出来ていない。

 元ドイツ代表主将のローター・マテウス氏がGKの交代を唱えるなどドイツ国内でもテア・シュテーゲン待望論が巻き起こっている。果たして来月15日に行われる国際親善試合の対ロシア代表戦ではテア・シュテーゲンがプレーする事になるのだろうか。

【了】

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