J1のヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、昨季まで在籍したバルセロナのMFアルトゥールに“後継者”として期待を寄せている。スペイン紙『ラ・バングアルディア』が28日付でインタビューを伝えた。

　イニエスタは下部組織から22年間にわたって在籍していたバルサを今夏に退団して神戸へ移籍。そのイニエスタと入れ替わるように、バルサは22歳のブラジル代表MFアルトゥールを獲得した。

「ブラジルのイニエスタ」とも言われていたアルトゥールのプレーには、本家イニエスタも期待を感じているようだ。「今まで見た限りでは、考えていたとおりの選手だ。現在と未来のバルサで重要な役割を担うことができると思う」とアルトゥールについて語った。

「加入してすぐに彼のように自然にプレーするのは簡単なことじゃない。飛び抜けた選手だと思えるし、何よりバルセロナのプレーを理解して感じている。何より大事なのは、毎日向上して学んでさらに良い選手になるために最高の場所にいるということだ」

　アルトゥールはイニエスタが長年身につけていた「8番」のユニフォームを受け継いだ。「アルトゥールの幸運を祈っている。彼が8番をつけていることを嬉しく思うし、何年も使い続けてほしい」とイニエスタも期待をかけている。

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