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バルサ、攻撃陣好調も守備に不安。失点数は過去18年で最多ペース

text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ
ラージョ・バジェカーノ戦には3-2で勝利を収めたバルセロナ【写真:Getty Images】

 公式戦5連勝を収め、リーガエスパニョーラで首位を走っているバルセロナだが、失点の多さは目立っている。過去18年間では最多となるペースで失点を重ねているとスペイン紙『エル・パイス』は伝えている。

 宿敵レアル・マドリーとの「エル・クラシコ」に5-1の大勝を飾った前節の試合に続いて、バルサは現地時間3日にはアウェイでラージョ・バジェカーノと対戦。先制したあと一旦は逆転を許したが、再逆転で3-2の勝利を収めた。

 だがリーガの試合では、開幕から2試合連続で無失点勝利を収めたあとクリーンシート(無失点試合)が一度もない。第3節ウエスカ戦から9試合連続で失点しており、そのうち5試合は2点を奪われている。

 11試合での失点数は14点で、1試合平均約1.27点。これは38試合で57失点(1試合平均1.50点)を喫した2000/01シーズン以降では最多ペースとなっている。過去18シーズンでは2002/03シーズンに平均1.23失点を喫したのが最多であり、1試合平均1失点を越えたシーズンは3回しかなかった。

 守備陣に負傷者が相次ぎ、層が薄くなっていることも失点増加の一因かもしれない。今後の試合で修正を図ることができるだろうか。

【了】

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