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リーガ、シーズン3分の1を終えて“3強以外”が首位に。12年ぶりの珍しい事態

text by 編集部 photo by Getty Images

セビージャ
セビージャがリーガエスパニョーラ首位に浮上【写真:Getty Images】

 現地時間25日に行われたリーガエスパニョーラ第13節の試合で、セビージャがバジャドリーに1-0の勝利を収めた。この結果、セビージャはバルセロナを抜いて首位に浮上している。

 前節まで首位に立っていたバルサは24日にアトレティコ・マドリーと対戦し、1-1のドローに終わっていた。3ポイントを加えたセビージャは勝ち点を26に伸ばし、25のバルサを上回った。

 リーガではバルサとレアル・マドリーが“2強”に君臨して毎年のように優勝争いを繰り広げ、近年はアトレティコも優勝争いに参加することが多かった。だが、アトレティコを含めた“3強”以外が首位に立つのは非常に珍しい状況だ。

 スペイン『ラ・バングアルディア』などによれば、リーガ全日程の3分の1を過ぎた13節終了時点以降にバルサ、マドリー、アトレティコ以外のチームが首位に立ったのは12年ぶり。2006/07シーズンの第25節終了時点で、今回と同じくセビージャが首位に立って以来のことだ。

 フアンデ・ラモス監督が率い、FWフレデリック・カヌーテやDFダニエウ・アウベスらを擁したその年のセビージャは優勝争いを繰り広げ、最終的にマドリーおよびバルサと5ポイント差での3位でシーズンを終えた。今回はそれ以上の結果を残すことができるだろうか。

【了】

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