イタリア・セリエAのミランが以前から移籍が噂されるイングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するMFセスク・ファブレガスの来夏獲得を目指すと英メディア『サン』などが現地時間の10日に報じた。

　セスクは今季限りでチェルシーとの契約が切れ、来夏は移籍金なしのフリーで移籍することができる。フィナンシャル・フェア・プレー（FFP）の処分を待っているミランは今冬の移籍市場での獲得より、来夏での獲得を希望しているようだ。

　ミランのディレクターを務めるレオナルド氏はセスク獲得について「我々は条件面などを検討中。（FFPがある為）財政面でシビアにならなくてはならない」と話した。ミランは今冬の移籍市場を前にブラジル1部のフラメンゴからMFルーカス・パケタと合意し、3100万ポンド（約44億円）を支払わなければいけなく、セスク獲得に対する金額をなるべく低くしたいようだ。

　セスクはチェルシー指揮官マウリツィオ・サッリの構想から完全に外れ、今季はベンチを温める時間が多くなっている。果たして、セスクのミラン移籍は現実となるのだろうか。

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