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マンU、早くも昨季の年間失点数上回る。勝ち点もクラブワースト記録に

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 現地時間16日に行われたイングランド・プレミアリーグ第16節の試合で、リバプールがマンチェスター・ユナイテッドに3-1の勝利を収めた。ユナイテッドはこの敗戦により数々のネガティブな記録を達成してしまっている。

 今季無敗で首位を走っているリバプールと、6位に甘んじているユナイテッド。その両チームの差は試合にも明確に表れる結果となった。前半は1-1の同点で折り返したが、後半に交代出場したMFジェルダン・シャキリが2ゴールを奪ってリバプールに勝利をもたらした。

 これでリバプールは勝ち点を45に伸ばして首位を守り、ユナイテッドは勝ち点26のまま。英紙『デイリー・メール』によれば、17試合を終えた時点でリバプールがユナイテッドに19ポイントもの差をつける状況になったのは史上初だという。

 17試合時点で勝ち点26という成績は、ユナイテッドにとっては1990年に同じ成績を記録して以来のワースト記録。1992年のプレミアリーグ創設以降では最悪のスタートとなっている。

 また、この試合でのシュート数はユナイテッドの6本に対し、リバプールは実に6倍の36本を放った。2003年にプレミアリーグでシュート数の集計が開始されて以来、ユナイテッドが1試合で相手チームに打たれた最多のシュート数だったとのことだ。

 17試合で7勝5分け5敗と、まだ白星が先行しているユナイテッドではあるが、得点と失点はいずれも29点で得失点差プラスマイナスゼロ。昨季は全38試合を戦って28失点だったが、シーズンの半分にも満たない時点でその失点数を上回ってしまった。

【了】

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