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審判暴行でギリシャ1部の試合延期。レフリー協会が「我々は活動を控える」と宣言

text by 編集部 photo by Getty Images

ギリシャ
ギリシャ【写真:Getty Images】

 ギリシャ1部リーグで審判を務めるタナシス・ティロス氏が何者かによって襲撃され、頭部や足を負傷した。この事件を受けて、現地時間22日と23日に行われる予定だった週末の試合が延期されている。20日に英メディア『BBC』が報じた。

 事件が起きたのは現地時間19日。同メディアによると、自宅近くで、覆面姿の男3人からティロス氏が暴行を受けたという。病院で治療を受け、現地時間20日に退院したようだ。事態を重く受け止めたレフリーズ・アソシエーションが「次の通知があるまで我々は活動を控える」と宣言し、リーグ開催が不可能になったことで週末の試合が延期される運びとなった。

 ティロス氏が最後に審判を務めたのは、現地時間9日に行われたシュコダ・クサンティ対オリンピアコスの試合。1-1の引き分けに終わっているが、この試合でオリンピアコスのダニエル・ポデンスがレッドカードによって1発退場している。

【了】

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