トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、ロシアワールドカップでの活躍により、大英帝国勲章の第4位にあたるOBEを受勲する見通しとなったようだ。英紙『ザ・サン』が22日付で伝えた。

　ケインはトッテナムのエースとして活躍し、プレミアリーグではこれまで2度の得点王に輝いている。今年夏に開催されたワールドカップではイングランド代表のキャプテンを務め、4位の好成績に大きく貢献した。

　イングランド代表がワールドカップ準決勝に進んだのは28年ぶり。またケインは大会で6ゴールを挙げ、英国人では1986年大会のガリー・リネカー氏以来32年ぶりとなる得点王に輝いた。

　この功績により、ケインは新年に発表される叙勲者リストに含まれることが見込まれている。イングランド代表のガレス・サウスゲート監督も同じくOBEを受勲する見通しとのことだ。

　サッカー関係者ではリネカー氏のほか、ライアン・ギグス氏やデイビッド・ベッカム氏、フランク・ランパード氏などが過去にOBEを受勲。より上位のCBEはアラン・シアラー氏など、ナイト位はアレックス・ファーガソン氏などが受勲している。

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