チェルシーは、同クラブ所属のU-19イングランド代表FWカラム・ハドソン＝オドイに対してバイエルン・ミュンヘンから受けた2度のオファーを拒絶したようだ。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

　現在18歳のハドソン＝オドイは昨季チェルシーのトップチームにデビュー。今季は公式戦6試合に出場し、ヨーロッパリーグでは初ゴールも記録している。各年代のイングランド代表でもプレーしてきた期待の若手選手に対し、ドイツからバイエルンやボルシア・ドルトムントが獲得への関心を示していると報じられていた。

　バイエルンは最初のオファーとして移籍金1350万ポンド（約18億7000万円）を提示したが、チェルシーに断られたとのこと。さらに2回目のオファーとして2000万ポンド（約27億7000万円）以上を提示したが、チェルシーはこれにも応じなかったようだ。

　チェルシーがハドソン＝オドイの移籍金として要求する金額は、バイエルンの提示額の約2倍となる4000万ポンド（約55億4000万円）だという。一方で、チェルシーはドルトムントのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチの獲得を希望していることも報じられており、ドルトムントとの間でハドソン＝オドイとトレードが行われることもひとつの可能性ではないかと噂されている。

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