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リバプール、ゴールライン判定で先制点逃す。わずか「11mm」の差を精密測定

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョン・ストーンズ
ゴールライン上でボールをクリアしたジョン・ストーンズ【写真:Getty Images】

 現地時間3日にイングランド・プレミアリーグ第21節の試合が行われ、マンチェスター・シティがリバプールに2-1の勝利を収めた。この試合では、わずか1cmあまりの差でリバプールが先制点を逃す場面があった。

 0-0で迎えた17分、リバプールのFWサディオ・マネが放ったシュートは左ポストを直撃。跳ね返ったボールのクリアを試みたDFジョン・ストーンズはボールをGKエデルソンに当ててしまい、バウンドしたボールは再びゴールへと向かった。

 反転したストーンズはボールに向けて必死に足を伸ばし、ゴールライン上付近でバウンドしたボールを掻き出した。角度によってはボールが完全にゴールラインを割っているようにも見えたが、リバプールの得点は認められなかった。

 ボールがラインを越えたかどうかを判定するゴールラインテクノロジーの判定画像では、ボールの端がわずかにライン上に残っていた。その差はわずか「11mm」でしかなかったと英メディアは伝えている。

 英紙『エクスプレス』などによれば、現在使用されているゴールラインテクノロジーの判定誤差は「3.6mm」だという。11mmの差があったのであれば、誤差を考慮してもボールが完全にラインを越えていなかったことはテクノロジーによって正しく判定されたということになる。

【了】

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