トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、31歳の元イタリア代表FWジュゼッペ・ロッシを獲得する可能性があるのではないかという噂を否定した。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

　トッテナムは絶好調だった韓国代表FWソン・フンミンがアジアカップ出場のためチームを離れたのに加えて、エースのイングランド代表FWハリー・ケインが負傷。冬の移籍市場でFWを緊急補強する必要があるのではないかとみられている。

　バルセロナのFWマルコムの獲得に向けた交渉を行っているとの報道もある一方で、ロッシも新戦力候補として噂されていた。だがポチェッティーノ監督は同選手の獲得を考えていないと主張している。

　会見でロッシについての質問を受けた指揮官は、「毎回の移籍市場で多くの名前が挙げられる。彼もリストに加えられた名前のひとつだと思うが、噂に過ぎない。我々は彼のことを考えてはいない」と返答した。

　負傷に悩まされるキャリアを歩んできたロッシは、昨季終了後にジェノアを退団して現在フリー。先日から古巣マンチェスター・ユナイテッドの練習に参加してトレーニングを行っており、イングランド復帰の可能性もささやかれていた。

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