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モラタ、未だA・マドリーとの交渉まとまらず。シメオネ監督「本当のことではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

アルバロ・モラタ
アルバロ・モラタ【写真:Getty Images】

 冬の移籍市場が終わるまで残り5日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するFWアルバロ・モラタのアトレティコ・マドリーとの交渉が未だまとまらない。英メディア『デイリー・ミラー』などが現地時間の26日に報じている。

 モラタは指揮官マウリツィオ・サッリからの信頼を得られておらず、移籍の噂が浮上。チェルシーはイタリアのミランからFWゴンサロ・イグアインを獲得し、モラタ放出が確実視されていた。

 さらに、ミランが獲得に名乗りを挙げていたが、ジェノアからFWクシシュトフ・ピオンテクを獲得し、移籍の可能性がなくなった。また、スペインのセビージャも獲得に興味を示していたが、バルセロナからFWムニル・エル・ハッダディを獲得したこととモラタの高額な移籍金が原因で、セビージャが獲得を断念。

 獲得が有力視されていたクラブの移籍がなくなったモラタだが、アトレティコ移籍の噂が浮上。4000万ユーロ(約52億円)の買い取りオプション付きの750万ユーロ(約9億4000万円)での1年半の期限付き移籍で獲得する可能性が伝えられていた。

 だが、残り5日と迫った現在も進展がない。期限付き移籍で獲得する可能性に関して、アトレティコ指揮官ディエゴ・シメオネ監督は「まだ起こったことではない。だから、本当のことではない」と話し、「私はこのクラブの選手のことのみ話す。モラタがクラブの一員になった場合のみ、話すよ」とモラタに関して言及した。

【了】

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