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A・マドリー、第4節以降無敗を維持。終盤に退場者2人も出る後味の悪いダービーに

text by 編集部 photo by Getty Images

アントワーヌ・グリエーズマン
アントワーヌ・グリエーズマン【写真:Getty Images】

【アトレティコ・マドリー 2-0 ヘタフェ リーガ・エスパニョーラ第21節】

 リーガ・エスパニョーラ第21節が現地時間の26日に行われ、2位アトレティコ・マドリーがホームに日本代表MF柴崎岳の所属する6位と好調のヘタフェを迎え、2-0で勝利を収めた。同じマドリード州を本拠地とする者同士のマドリード・ダービーとなった。

 27分、アトレティコが最初のシュートで先制する。MFトーマス・パーティのパスにオフサイドラインぎりぎりで受けたFWアントワーヌ・グリエーズマンがワントラップから冷静に決め先制に成功。

 38分にはアトレティコが追加点を挙げる。中央のトーマスが左サイドを上がってきたDFリュカ・エルナンデスに浮き玉のパス。これをダイレクトで中に送ると、FWニコラ・カリニッチがドンピシャで合わせる。GKダビド・ソリアの好セーブに阻まれるも、こぼれ球に詰めてきたMFサウール・ニゲスが押し込み、2点リードとなった。

 両チーム中々チャンスを生み出せずにいたが、72分にアトレティコがチャンスを作る。相手陣内でボールを奪ったDFホセ・ヒメネスがペナルティエリア右に侵入すると、そのまま自分でシュート。これはGKソリアに阻まれる。86分、ショートコーナーの流れから、ワンツーで抜け出したMFロドリがシュート。これもGKソリアに阻まれた。

 なんとか1点を奪いたいヘタフェだったが、88分にDFダコナム・ジェネがこの日2枚目のイエローカードで退場。さらに、後半ATにDFレアンドロ・カブレラも2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。アトレティコが前半の2点を守り勝利を収めたが、後味の悪いマドリード・ダービーとなってしまった。

 勝利したアトレティコはリーグ戦第3節のセルタに敗戦してからは、無敗をキープしている。なお、MF柴崎岳はUAEで開催中のアジアカップに参加しているため、この試合は欠場となっている。

【得点者】
27分 1-0 アントワーヌ・グリエーズマン(アトレティコ・マドリー)
38分 2-0 サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリー)

【了】

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