ベルギー1部リーグ第24節の試合が現地時間1日に行われ、ムスクロンがシャルルロワに3-0の勝利を収めた。この試合で新天地デビューを飾ったシャルルロワのMF森岡亮太のプレーを現地メディアは高く評価している。

　ベルギーの名門アンデルレヒトで出場機会を得るのに苦戦していた森岡は、冬の移籍市場の終盤にレンタルでシャルルロワへ移籍することが決定。ムスクロン戦ではさっそくベンチ入りを果たし、後半開始から出場したが、チームを敗戦から救うことはできなかった。

　だがベルギー『sportsactu』は、チームが手痛い敗戦を喫した中で、森岡が見せたプレーは一筋の光明だったと評価。「早くも良い物を見せていた」「なぜ先発しなかったのか不思議」と述べている。

　森岡はシャルルロワを去ったペルー代表MFクリスティアン・ベナベンテの穴を埋める形の補強となったが、「技術的には明らかにチームメートたちより上。おそらくベナベンテよりも上だろう」と絶賛し、「シャルルロワがまだプレーオフ進出を夢見るためにはこの新戦力を信頼することが必要」と記した。

　この日の試合で対戦したムスクロンのFWエムバイェ・レイェも日本人MFを高評価。「森岡の投入は僕らを苦しめた。彼はスペースを見つけて変化を生み出していた」とコメントしている。

　ベルギー『ラ・ヌーベル・ガゼット』も森岡のパフォーマンスを高く評価し、「フェリス・マッズ（監督）は間違いなく森岡を目に留めただろう」とこの試合について伝えている。今後のさらなる活躍に向けて期待は高まりそうだ。

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