マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール暫定監督は、来季のシーズンチケット販売に向けたキャンペーンに起用されることになった。正式監督に就任しての続投に向けた兆しだと言えるかもしれない。英メディア『BBC』などが伝えた。

　スールシャール氏は昨年12月、解任されたジョゼ・モウリーニョ前監督の後を引き継いで暫定監督に就任。プレミアリーグでは就任以来無敗を続けるなど好調な戦いをみせているが、正式監督には就任しておらず、来季以降の去就も確定していない。

　だが不確定な状況にもかかわらず、来季のチケット販売に向けた“顔”として同氏を起用することをクラブは決めた。「ビデオ撮影を行った。シーズンチケット購入をファンに呼びかけることになる」とスールシャール暫定監督は話している。

「おかしなことではない」としながらも、続投が確実ではないことにも言及。「子供たちが私の出ているコマーシャルを目にして、私自身はノルウェーに帰国していたとすれば、おかしなことになるだろうね」と述べた。

「もちろん私は残りたいと思っているが、シーズンが終わるまで決まることはない」ともスールシャール暫定監督はコメント。続投に意欲を見せつつ、現時点では今季の戦いに集中する姿勢を示している。

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