サウサンプトンとの試合で負傷交代を余儀なくされたマンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、膝のじん帯を痛めた可能性が疑われている。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

　ユナイテッドは現地時間2日に行われたプレミアリーグ第29節の試合でサウサンプトンと対戦。DF吉田麻也も先発した相手に対して3-2の勝利を収めた。だがサンチェスは相手エリア内での接触プレーで負傷した様子で、52分にピッチを後にした。

　オレ・グンナー・スールシャール暫定監督は試合後に、サンチェスの状態について「まだ分からないが、膝に衝撃を受けた。じん帯かもしれない」とコメント。「あまり悪いものではないことを願いたい」としつつ、今後の検査結果を待ちたいと話している。

　サンチェスは昨年1月に加入したユナイテッドで期待に応えるほどの活躍を見せられず、今季はプレミアリーグでまだ1ゴールのみ。何度か負傷にも見舞われ、安定したパフォーマンスを発揮することはできていない。

　ユナイテッドは6日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのパリ・サンジェルマン戦、10日に4位争いの直接対決となるアーセナル戦とビッグマッチが続く。だがすでに負傷者が相次いでいたところに、サンチェスの出場も危ぶまれる状況となった。

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