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“敏腕SD”がアーセナルを拒否した理由。セビージャ行きを決断した決め手は?

text by 編集部 photo by Getty Images

モンチ
モンチSD【写真:Getty Images】

 現地時間18日にセビージャのスポーツディレクター(SD)に就任したモンチ氏。アーセナル行きが噂されていたものの、一転して別のクラブへ移ることになった。アーセナル行きを決断しなかった理由について明かしたと、18日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 モンチ氏は2000年にセビージャのSDに就任すると、下部組織でプレーしていたセルヒオ・ラモスやヘスス・ナバスなどがトップチームデビューを果たした。また、ダニエウ・アウベスやイバン・ラキティッチなどを獲得して高値で売却。クラブに大きな成功をもたらせた。さらに2016年には清武弘嗣(現・セレッソ大阪)の獲得にも尽力している。

 2017年4月にローマへ移ると、ユスティン・クライファートやジェンギズ・ウンデルなど若い才能を見出していた。しかし今月8日にモンチ氏はローマとの契約を解消している。その直後から、モンチ氏の去就に注目が集まっていた。

 モンチ氏は、まず最初に「アーセナルが私に関心を示してくれたことに感謝する」と述べ、「私に最も興味を示してくれたクラブだったが、最終的にはテーブル上にあったオファーを全て評価し、私が最も確信できるものを選ぶことにした。他の選択肢もあったし派手で重要なものもあった。しかし、そのスポーティングプロジェクトが私を納得させるものだったのでセビージャを選んだのだ」と答えている。

【了】

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