ベルギー1部のシント＝トロイデン（STVV）に所属する日本代表DF冨安健洋が、サポーターグループの選ぶ今季クラブ最優秀選手に選ばれた。ベルギー『voetbalbelgie』などが伝えている。

　昨年1月にアビスパ福岡からSTVVへ移籍した冨安は、今季は不動のレギュラーに定着。AFCアジアカップ2019出場のため欠場した3試合を除くレギュラーシーズン27試合にフル出場し、過去9年間での最高成績となる7位フィニッシュを助けた。

　STVVのサポーターグループ「スピオンコップ・ヘール・ブラウ」は、その冨安を今季のベストプレーヤーに選出した。31日に行われたヨーロッパリーグ・プレーオフ初戦のシャルルロワ戦の開始前に表彰が行われ、冨安にトロフィーが手渡された。

　今季の活躍により、冨安には欧州各国のクラブが関心を示し、移籍金1000万ユーロ（約12億5000万円）以上のオファーが届くことが見込まれている。「今季がSTVVでの最後のシーズンになることはほぼ確実」とベルギーメディアは伝えている。

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