イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティがベンフィカのU-21ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに興味を示したようだ。英メディア『デイリー・メール』などが現地時間の3日に報じた。

　現在19歳のフェリックスは16歳でベンフィカとプロ契約。今季トップチームに昇格を果たした。ここまで公式戦28試合に出場し、11得点を記録。飛び級でU-21ポルトガル代表にも選出されているポルトガルの若手有望株で、ポルトガル国内ではユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドの後継者との呼び声も高い。

　フェリックスには昨年にリバプールが6100万ポンド（約89億円）のオファーを出したが、ベンフィカが拒否したと報じられていた。また、バルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなど欧州のビッグクラブが興味を示している。

　同メディアによると、この熾烈な争奪戦にシティも参戦を表明したようだ。だが、同クラブ指揮官ジョゼップ・グアルディオラは左サイドバックの補強を目指していて、ベンフィカDFアレハンドロ・グリマルドやレスター・シティDFベン・チルウェルをリストアップしているという。

　ただ、シティはフェリックスもターゲットの一人として動向をチェックしているようだ。フェリックス獲得には1億ポンド（約146億円）が必要だと報じられている。今夏のネクストロナウドの去就に注目が集まる。

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