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A・マドリー、後半のOGで辛勝。バルサは勝利で今節での優勝が決定

text by 編集部 photo by Getty Images

アトレティコ・マドリー
アトレティコ・マドリー【写真:Getty Images】

【アトレティコ・マドリー 1-0 バジャドリー ラ・リーガ・サンタンデール第35節】

 ラ・リーガ・サンタンデール第35節、アトレティコ・マドリー対バジャドリーが現地時間の27日に行われた。ホームのアトレティコが1-0の勝利を収めた。

 逆転優勝へ一つも落とせないアトレティコは2トップにグリーズマンとモラタを起用。中盤は右にコケ、左にルマルが入った。ボランチにはトーマスとサウールが起用された。ジエゴ・コスタは8試合の出場停止となっている。

 14分、ペナルティエリア手前の中央からサウールがモラタにスルーパス。ペナルティエリアに侵入したモラタはシュートを打てず。後ろから走りこんできたグリーズマンへパス。これをトラップして左足のアウトサイドでシュートを放つも、ゴール右に外れてしまった。

 その後もチャンスを作るアトレティコだが、1点が遠い。残留争いをしているバジャドリーも必死に食らいつく。前半はスコアレスで折り返す。

 1点の欲しいアトレティコがチャンスを作る。61分、左サイドからのクロスに中央でモラタが足を伸ばし合わせようとするが、マークについていたホアキンに対して押してしまいファールの判定。バジャドリーはピンチを迎えたが、相手のファールで難を逃れた。

 すると66分、左サイドを抜け出したサウールが中央へクロス。これをグリーズマンにマークをついていたホアキンがヘディングで対応。だが、これがゴールに決まってしまい、オウンゴールという形で試合が動いた。

 だが86分、ペナルティエリア手前の左でバジャドリーがFKを得ると、カレロがヘディング。これはDFにブロックされる。だが、このシーンで主審がVARの確認をする。カレロのヘディングの後にマークについていたアリアスの手に当たっていたように思われたが、判定は覆らず。アトレティコは難を逃れた。

 1点を奪ったアトレティコは堅い守備でバジャドリーを寄せ付けず。1-0でアトレティコが勝利を収めた。勝利したアトレティコは勝ち点を74に伸ばし、暫定で首位バルセロナとの勝ち点差を6とした。これでバルセロナは今節レバンテに勝利で優勝が決定する。

【得点者】
66分 1-0 ホアキン【OG】(アトレティコ・マドリー)

【了】

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