ドルトムントに所属する20歳のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが、早期のレアル・マドリー復帰を望んでいることを明かした。1日にスペイン紙『アス』が報じている。

　昨年7月に2年間の期限付きでマドリーから加入したハキミ。シーズン序盤はベンチ止まりの試合もあったが、徐々に出場機会を掴み今では主力として活躍している。今季は公式戦28試合に出場し3得点7アシストを記録。バイエルン・ミュンヘンとの優勝争いを演じるドルトムントにとって欠かせない選手となっている。ただ、現在は負傷離脱中だ。

　2020年6月までドルトムントでプレーする予定だが、ハキミは「できる限り早くマドリーに復帰することが夢だ。ノーと言ったら嘘になる。何が起こるか見てみよう」と語り、夏の移籍市場でマドリーがチーム復帰を望むなら、それに従う構えを見せている。マドリーの下部組織で育った選手だけに、やはりトップチームでプレーしたいと考えているようだ。今後の活躍次第ではドルトムントが完全移籍での買い取りに動く可能性もあるが、果たして…。

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