リーグ優勝を決めたセルティック【写真:Getty Images】
スコティッシュ・プレミアリーグ第36節の試合が現地時間4日に行われ、アバディーンにアウェイで3-0の勝利を収めたセルティックが8連覇となる優勝を確定させた。
中村俊輔(現ジュビロ磐田)らの古巣でもあるセルティックは、3試合を残した前節の時点で2位レンジャーズと9ポイント差。今節の勝利でその差を暫定12ポイントに広げ、優勝が数字的に決定した。
セルティックは2011/12シーズン以来リーグ優勝を続けており、これで8連覇。イタリアのユベントスと並んで現在の欧州で最も長く連覇を継続している。セルティックとレンジャーズがともに保持するスコットランド記録の9連覇にも「あと1」に迫った。
また、セルティックの優勝回数はこれで通算50回となる。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトなどによれば、欧州で50回以上のリーグ優勝を達成しているのは他にレンジャーズ(54回)と北アイルランドのリンフィールド(53回)のみ。欧州以外を含めても他にはウルグアイのペニャロールのみが50回以上の国内制覇を成し遂げている。
セルティックはすでに今季のリーグカップでも優勝しており、スコティッシュカップでも決勝進出。3年連続となる“国内3冠”にも王手をかけている。
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